いすみブルーベリー振興会 公式ホームページ

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体験発表・新年交流会 平成31年1月25日 いすみ市ふれあい会館2階

第一部 体験発表
特別報告 20年間の夷隅地区の気候変動について
夷隅農業事務所改良普及課 鈴木普及指導員


1 気温 年間の最高気温が40年前よりも摂氏1度以上上昇している。
2 降水量 年間の降水量が増加している。
3 風速  平均風速の変化は小さいが、最大風速は強くなっている。台風の大型化が影響していると考えられる。

体験発表
「基本テーマ」ブルーベリーと温暖化の影響・対策
1 報告者  いすみ市 片岡 尉さん(14:10〜14:35)


ブルーベリー栽培における
温暖化による気温上昇への対応

1 品種の見直し
A ラビットアイを主に、温暖地帯のブルーベリー栽培を確立させる。
B 接木を用いて栽培品種の幅を広くする。

2 ほ場の見直し
A 排水条件の改善を進める。
B 悪条件のほ場はあきらめる。
C 作業を行いやすいようにする。
D 過密な木々はしっかり間引く。通風採光を良くする。

3 マルチ資材の見直し
A 木材チップの多用は問題が多い
○害虫の増加~木質をエサとする害虫がブルーベリー樹を食害する。
(カミキリムシ、コウモリガ、コガネムシ等)

害虫に食害された穴と木くず(カマキリムシに食害された孔、上の写真)

幹に環状に食害された跡(上の写真)

○病原菌の増加~木材腐朽菌が増加してブルーベリー樹の枯死を促進する。
(ナラタケ、カワラタケ、クリタケ、ヒトヨタケ等)
B モミガラ、稲わら、刈り草等、身近にある資材を活用する

モミガラを敷いてから周囲に刈り草を寄せると、風でモミガラが飛ばない、品種はティフブル—(上の写真)

4 今後、想定される悪条件
(季節外れの)長雨と乾燥、台風と大雪、高温

2 報告者  いすみ市 青木 光 さん(14:35〜14:50)

ブルーベリーを始めて15年

(A) 農園作り

3年間かけて水田の埋め立て

(1)岩山を取るという会員の柴崎さんより無料で。(自分のダンプで運搬)

(2)暗渠2m間隔で入れる。

(3)苗木を購入してポットで3年間育てる。

(4)3年後定植。(500本)

注意点

深植はよくない。(チップかもみ殻で樹の回りにかける)

夏に枯れる。(灌水ができなかった)

草は年3回以上刈る。

油粕は年3回投与。

(B) 定植してからネット工事

注意点

業者には柱はできるだけ多く入れてもらう。

縦・横の線もたるまないように。

網を掛けっぱなしで、冬に雪でたるんでしまった。

(C) 剪定は強剪定で。(樹が小さいため)

大きくなっても同じだった。

(D) あぶら虫・カイガラムシなどの被害。

普及所に指導を受ける。ミノムシ・ケムシは手で取る。

(E) 井戸を掘り、灌水施設を作る。(夏から秋に枯れる)

(F) ラビット・アイ系がよく育ち、強いのがわかり接ぎ木する。(6年後)

 

第2部 新年交流会 (15:00〜16:30)